浜松市にお住まいの妊婦の皆様、ご懐妊おめでとうございます。 新しい命の誕生を心待ちにされていることと存じます。めまぐるしい身体の変化とともに、様々な準備に追われる毎日をお過ごしかもしれません。
そんな大切な時期に、ぜひ忘れないでいただきたいのが「妊婦歯科健診」です。
「妊娠中に歯医者さんに行ってもいいの？」 「つわりがひどくて歯磨きどころじゃない…」 「お腹の赤ちゃんへの影響が心配…」
このような疑問や不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 実は、妊娠中の口腔ケアは、お母さん自身の健康はもちろん、生まれてくる赤ちゃんの健康にも深く関わる、非常に重要なものなのです。
この記事では、浜松市で妊婦歯科健診を検討されている方へ向けて、以下の点を詳しく解説していきます。
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なぜ妊娠中に歯科健診が必要なのか？
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浜松市の妊婦歯科健康診査（無料クーポン）について
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健診当日の流れ、費用、持ち物
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妊娠中の歯科治療に関するQ&A
この記事を読めば、浜松市での妊婦歯科健診に関する不安が解消され、安心して歯科医院へ足を運べるようになるはずです。ぜひ最後までお読みください。
なぜ妊娠中に歯科健診が重要なのか？３つの大きな理由
妊娠すると、女性の身体は出産に向けて大きく変化します。ホルモンバランスの変化や、つわりによる食生活の乱れなど、お口の中の環境も例外ではありません。普段は問題がなくても、妊娠をきっかけに様々なトラブルが起こりやすくなるのです。
1. ホルモンバランスの変化で歯周病リスクが急上昇 📈
妊娠中は、女性ホルモンである「エストロゲン」や「プロゲステロン」の分泌が活発になります。実は、このホルモンを好物とする歯周病菌が存在します。そのため、妊娠中は歯周病菌が繁殖しやすく、歯ぐきが腫れたり、出血しやすくなったりする「妊娠性歯肉炎」にかかりやすくなります。
「少し血が出るくらいなら…」と軽く考えてはいけません。歯周病は、お口の中だけの問題ではないのです。
2. 歯周病が「早産・低体重児出産」のリスクを高めるという事実 👶
近年の研究で、重度の歯周病にかかっている妊婦さんは、そうでない妊婦さんと比べて、早産や低体重児を出産するリスクが約7倍にもなるという衝撃的なデータが報告されています。
タバコやアルコール、高齢出産よりもリスクが高いんです。
私もこれを知ったときは衝撃でした。。。
これは、歯周病菌が作り出す炎症物質が血流に乗って全身を巡り、子宮の収縮を促してしまうことが原因と考えられています。お腹の赤ちゃんのためにも、歯周病の予防と早期発見・治療が極めて重要です。
3. つわりや食生活の変化による虫歯リスクの増加 🦷
多くの妊婦さんが経験する「つわり」。気分の悪さから歯ブラシを口に入れるのも辛くなったり、一度にたくさん食べられず食事の回数が増えたり（だらら食べ）、酸っぱいものを好んで食べるようになったりします。
これらの変化は、すべて虫歯のリスクを高める要因です。
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ブラッシング不足：プラーク（歯垢）が溜まり、虫歯菌が繁殖しやすくなる。
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食事回数の増加：お口の中が酸性の状態にある時間が長くなり、歯が溶けやすくなる。
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嘔吐による胃酸の逆流：強い酸である胃酸が歯を溶かし、「酸蝕症」を引き起こすことがある。
妊娠中は、ご自身が思っている以上に、お口のトラブルが起こりやすい特別な期間なのです。だからこそ、専門家である歯科医師による「浜松の妊婦歯科健診」が不可欠となります。
浜松市の「妊婦歯科健康診査」を賢く活用しましょう！
お口のケアの重要性は分かったけれど、費用が心配…という方もご安心ください。浜松市では、妊婦さんの口腔ケアをサポートするための公的な制度が用意されています。
対象者
浜松市に住民票のある妊婦さん
健診内容
主に以下の内容をチェックします。治療が必要な場合は、別途保険診療となります。
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問診：現在の体調やつわりの状況、お口に関するお悩みなどを伺います。
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歯の検査：虫歯の有無を確認します。
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歯周組織の検査：歯ぐきの腫れや出血、歯周ポケットの深さなどを確認し、歯周病のリスクを評価します。
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口腔清掃状態の確認：磨き残しがないかなどをチェックします。
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歯科保健指導：検査結果に基づき、妊娠中の適切なお口のケア方法や、出産後の赤ちゃんのケアについてアドバイスします。
受診期間
妊娠16週～27週頃の、いわゆる「安定期」に受診することが推奨されています。 この時期は、つわりが落ち着き、お母さんの体調も比較的安定しているため、安心して健診や必要な治療を受けやすい期間です。もちろん、この期間外でも受診は可能ですので、かかりつけの歯科医院にご相談ください。
費用
浜松市から交付される「妊婦歯科健康診査受診票（無料クーポン）」を利用することで、健診費用は無料になります。 この受診票は、母子健康手帳と一緒にもらえる冊子に含まれています。
※注意：健診の結果、虫歯治療や歯石除去などの処置が必要になった場合の費用は、別途健康保険適用の自己負担となります。
妊婦歯科健診 当日の流れと持ち物
「歯医者さんは久しぶりで緊張する…」という方のために、当日の一般的な流れと必要な持ち物をご案内します。
持ち物リスト 👜
ご来院の際は、以下の4点を忘れずにお持ちください。
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母子健康手帳：妊娠の経過を確認するために必要です。
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妊婦歯科健康診査受診票：冊子から切り取ってお持ちください。
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健康保険証：治療が必要になった場合に使用します。
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（あれば）お薬手帳：服用中のお薬がある場合はご持参ください。
当日の流れ（例）
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受付・問診票の記入 受診票と保険証などを提出し、現在の体調やアレルギーの有無などを問診票に記入していただきます。リラックスできる服装でお越しください。
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カウンセリング 診療台にお座りいただき、歯科医師や歯科衛生士が現在の体調や心配なことなどを詳しくお伺いします。どんな些細なことでも、お気軽にお話しください。
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口腔内診査 お口の中の状態を丁寧にチェックします。無理のない体勢で行いますので、途中で辛くなった場合はすぐにスタッフにお知らせください。
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結果説明・保健指導 検査結果をもとに、現在のお口の状態をご説明します。また、妊娠中の歯磨きのコツや、食事に関するアドバイス、産後の赤ちゃんの口腔ケアについても分かりやすくお伝えします。
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お会計・次回予約 当日は健診のみで終了です。治療が必要な場合は、体調の良い日を選んで次回の予約をお取りします。
妊娠中の歯科治療Q&A｜よくある疑問にお答えします
健診だけでなく、治療が必要になった場合の不安もありますよね。ここでは、妊婦さんからよくいただく質問にお答えします。
Q1. レントゲン撮影は、お腹の赤ちゃんに影響ありませんか？
A. 歯科用のレントゲンは、撮影部位がお口に限られ、腹部からも離れています。さらに、撮影時には必ず鉛の防護エプロンを着用していただくため、お腹の赤ちゃんへの影響はほとんどありません。
X線の被ばく量も、日常生活で自然に浴びる放射線量と比べてもごく僅かな量ですので、ご安心ください。
診断のためにどうしても必要な場合にのみ、細心の注意を払って撮影を行います。
Q2. 治療の時に麻酔は使えますか？
A. はい、使用できます。歯科で使用する局所麻酔は、通常量であれば、お腹の赤ちゃんへの影響はほとんどないとされています。
むしろ、麻酔を使わずに痛みを我慢するストレスの方が、母体にとって良くありません。
妊娠していることを必ず事前にお伝えいただければ、安全性の高い麻酔薬を選択して使用します。
Q3. 痛み止めや抗生物質は飲んでも大丈夫ですか？
A. 歯科医師が処方するお薬は、産婦人科医と連携し、妊娠の時期や状態を考慮した上で、赤ちゃんへの影響が最も少ないとされている安全なものを選択します。
自己判断で市販の薬を服用するのは絶対に避けてください。
お薬が必要な場合は、必ず歯科医師にご相談ください。
Q4. 歯の治療に一番適した時期はいつですか？
A. 健診と同様に、**妊娠中期（安定期：4ヶ月～7ヶ月頃）**が最も治療に適しています。
初期はつわりがあったり、流産のリスクに配慮する時期であり、後期はお腹が大きくなり診療台の体勢が苦しくなったり、早産のリスクを避けるため、応急処置に留めることが多くなります。
虫歯や歯周病は、放置しても自然に治ることはありません。安定期のうちに、必要な治療は済ませておくことを強くお勧めします。
浜松市で妊婦歯科健診を受けるなら青木歯科医院へ
浜松で妊婦歯科健診をご希望の方は、ぜひ青木歯科医院にご相談ください。
当院は、浜松市の妊婦歯科健康診査に対応しております。
私たちは、妊婦さんが心からリラックスして健診や治療を受けていただける環境づくりを大切にしています。
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経験豊富なスタッフが、お一人おひとりの体調に配慮しながら丁寧に対応します。
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診療台の角度など、楽な姿勢で受けられる工夫をしています。
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専門用語を使わず、分かりやすい言葉で丁寧に説明することを心がけています。
お母さんのお口の健康は、生まれてくる赤ちゃんの健康に直結します。そして、出産後は育児に追われ、ご自身のことは後回しになりがちです。心と時間に少しゆとりのある妊娠中にこそ、ぜひ一度、歯科健診にお越しください。
生まれてくる可愛い赤ちゃんを、健康な歯とキレイな歯ぐきで迎えてあげましょう。 ご予約やご相談は、お電話またはウェブサイトからお気軽にどうぞ。スタッフ一同、心よりお待ちしております。
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